1957年
人類はこれまで未踏の地であった宇宙へと歩みを進めた
1969年には月へと到達し
そこからさらに月日は流れ
2026年にはその月の裏側を探索するという
【アルテミス計画】がついに始動した
日々進化を続ける宇宙開発であるが近い将来、世界の命運をかけたプロジェクトがするかもしれません
戯言シアターへようこそ 案内人のサミっつーと申します。
本日は、
『プロジェクト・ヘイル・メアリー』について語っていこうと思います。
戯言シアターとは
前情報なしで映画を見たありのままの感想を好き勝手に語らせていただくブログです。
いわゆる、ミーハーな内容に仕上がっているのであしからず。
映画概要
基本情報
| 作品名 | 映画『プロジェクト・ヘイル・メアリー』 |
| 公開日 | 2026年3月20日 |
| キャスト | ライアンド・グレース、ザンドラ・ヒュラー 他 |
| 監督 | フィル・ロード |
| エンドクレジット | Glory, Glory |
| ジャンル | SF |
| 上映時間 | 156分 |
あらすじ
未知の原因によって太陽エネルギーが奪われ、数十年後に地球は氷河期に突入する。原因解明に向けて宇宙に送り込まれたグレースは、科学の知識だけを武器に80億人の命をかけた人類最後の賭けに挑むが、この危機を救おうとする小さな相棒と出会い、共に愛する故郷を救うため宇宙の超難題に挑む。
映画『プロジェクト・ヘイル・メアリー』オフィシャルサイト | ソニー・ピクチャーズ
手探りの共同作業は、やがて孤独を癒す友情となり、
何よりも守りたい〈存在〉に変わる。
そして2人が辿り着いた、1つの答えとはーー
予告映像
感想
たった一人の挑戦
この物語は主人公が見知らぬ場所で目を覚ますところから始まる。
長距離を旅する宇宙という性質上目的地にたどり着くまでの間とても長い間眠っていたのであろう。
目覚めた際には、自分がどこにいるのかわからず錯乱している様子が描かれていた。
そしてだんだんと意識がはっきりしていく中で自分が世界の命運をかけてプロジェクトのメンバーであることを思い出していく
といった具合に話が進んでいくわけであるがこの主人公は何も宇宙のスペシャリストでもなければこのプロジェクトを必ず成し遂げてやるという大義もはじめのうちは持っていないのである。
そんな男がなぜ宇宙に一人で試練に挑まなければならないのかそこの経緯や覚悟を決めてくまでの流れというのを過去回想も交えて段階的に示されており非常にわかりやすい構成となっていた。
また主人公というのは、特別な力を持っているわけでもなく強いメンタルを持っているわけではない。このプロジェクトにおいても意見こそ出せど実際に実行するのは自分ではない人がいいし何よりやりたくないといった思考を持っておりある意味非常に人間らしい人物といえる。
そのため見ている側もその考えや行動に非常に共感を持つことができそこから成長していくまでも同じようなスタンスで楽しめるものとなっていると感じた。
さすがに宇宙空間で一人という状況はないけど自分一人でやらなきゃいけない、それが学校生活であったり会社であったり何か自分主体で動く必要がある。
そんな状況というのは生きている中でそれほど珍しいものではないと思います。
頼れるのは自分だけそんな環境当然逃げ出したくもなるしやるまでの覚悟を決める時間というのはとても長く必要とする。
そんな誰もが感じる状況に対して少しだけこの映画から頑張ってみようという気概を感じ取れたなと私は思いました。
意思疎通の難しさ
皆さんは言葉の通じない相手と意思疎通を図るときどうしますか?
例えば海外旅行でショッピングをするとき必然的に現地の言葉で話さなけらばならない。
そういっった状況において語学知識が乏しくても今でいえば素晴らしい翻訳アプリがあるし
最終手段としてジェスチャーを使えば何とかなる場合がある。
しかしそれすら伝えようがなかったら・・・
文字通り住んでいる世界が違う、あるいは同じ地球であればある程度規格というのは似てくるが別の星で育った者同士での交流となると全くと言っていいほどとっかかりがないのである。
この映画もまさしく序盤から中盤にかけてその課題を解決しようと奮闘する様子が描かれている。
展開的には今後一緒に物事を解決していく関係性になるため意思の疎通にどうアプローチしていくのか
未知との遭遇に対してどう回答を出したのかというのも一つの見どころになっていると思います。
常に求められる究極の選択
物語上、主人公というのは常に難しい選択を求められてくる。
しかしこれほどまでに自分の命がかかっている試練というのがあっただろうか
それも一度ならず何度もそういった境遇にさらされ続ける
常に何が起こるかわからない宇宙にて何が最善かもわからずかつ相談できる相手もろくにいない
その恐ろしさたるや・・・
常に極限の状態で話は進んでいき選択肢を選ぶための時間もそんなにない
このハラハラ具合が絶え間なく襲ってきており
さらにはBGMでも早大かつ鬼気迫るものとなっており
緊迫感のある演出を体感できます。
それゆえに見ている側も常に主人公の抱えている緊張感をダイレクトに感じ取ることができました。
その時々の場面で主人公はどんな決断をするのか
そして最後に出す一つの答えとは何なのか
この興奮というのは実際にもないと味わえないものとなっております。
作品をより楽しむために
「絶望」を「科学」で塗り替える爽快感
この作品の最大の魅力は、圧倒的な「物理法則の正しさ」です。 SFにありがちな「超常現象」ではなく、「質量は?」「エネルギーは?」「時間は?」と、中学校や高校で習ったような理科の知識をフル活用してピンチを切り抜けます。
深掘り: 主人公が「ただの科学者」ではなく「理科の先生」であるという設定が効いています。読者に対して、難しい理論を噛み砕いて説明してくれるので、文系・理系を問わず「一緒に謎を解いている感覚」に陥るのが最高にエキサイティングです。
「異種族間のコミュニケーション」の最高到達点
本作を語る上で外せないのが、中盤以降の展開。言葉も、五感も、住んでいる環境も全く違う存在と、どうやって意思疎通を図るのか?
- 音で会話するのか?
- 数学は共通言語になるのか?
- 「友情」は種族を超えるのか?
ここでのプロセスは、これまでのエイリアン映画とは一線を画すリアリティがあります。「お互いを知りたい」という純粋な好奇心が、宇宙の冷たさを溶かしていくような感覚。これはぜひ、映像でもじっくり堪能したいポイントです。
「視覚と音」の演出
また、注目していただきたいのは「音」の表現です。 原作を読んだ方ならお分かりの通り、物語において「音」は非常に重要なキーワードになります。本来音のない宇宙空間であるからこそその広大さをどう表現しているのか……。 要注目です
参考文献
映画『プロジェクト・ヘイル・メアリー』オフィシャルサイト | ソニー・ピクチャーズ
53年ぶり有人月周回に成功 アルテミス計画、4飛行士が無事帰還 | Science Portal – 科学技術の最新情報サイト「サイエンスポータル」

コメント