戯言シアター#21 『ONE PIECE FILM RED』

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戯言シアターへようこそ 案内人のサミっつーと申します。

本日は語っていくのは、全世界で社会現象を巻き起こし、国内興行収入200億円を突破した超大作アニメ映画『ONE PIECE FILM RED』。

「ONE PIECEの映画って原作を追っていないと難しい?」

「音楽映画としても楽しめるって本当?」

「いま観るならどの配信サイト(VOD)がお得?」

そんな疑問を持っている方に向けて、本記事では『ONE PIECE FILM RED』の基本情報やあらすじ、観る前に知っておくべきポイント、クスッと笑える小ネタ、さらに今すぐ観られる主要配信サイト一覧までわかりやすく解説します!

これから初めて観る方も、配信で復習したい方もぜひ参考にしてくださいね。


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映画概要

基本情報

作品名『ONE PIECE FILM RED』
公開日2022年8月6日
キャスト・モンキー・D・ルフィ:田中真弓

・ウタ:名塚佳織(CV) / Ado(歌唱)

・シャンクス:池田秀一

・ゴードン:津田健次郎
監督谷口悟朗
エンドクレジット「新時代 (ウタ from ONE PIECE FILM RED)」歌:Ado / 楽曲提供:中田ヤスタカ
ジャンルアニメ / アクション / 音楽 / ファンタジー
上映時間115分

あらすじ

素性を隠したまま発信する歌声で世界中を魅了し、「別次元」とまで評される歌姫・ウタ。

そんな彼女が初めて公の前に姿を現すライブが、音楽の島「エレジア」で開催されることになった。

ルフィ率いる「麦わらの一味」をはじめ、会場に集結する世界中のファン、海賊、そして警戒を強める海軍たち。熱狂の中でステージに立ったウタの口から語られたのは、彼女の歌で誰もが平和で幸せになれる「新時代」を作るという想いだった。

しかし、物語はルフィの口から「ウタはシャンクスの娘」という衝撃の事実が明かされたことで一変する。

ウタが胸に秘めた切なくも巨大な計画とは?そして、かつて彼女を置いて去った四皇・シャンクスとの真の関係とは――?

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感想&考察

感想

まるで本物のライブ!スクリーンを飛び越える映像美と圧倒的楽曲

とにかく映像の迫力と楽曲の素晴らしさには終始圧倒されっぱなしでした。

劇場や大画面で観ていると、映画を観ているというよりも「ウタという超大型アーティストの単独コンサート(ライブ)に来ている」かのような錯覚に陥ります。スクリーンいっぱいに広がる鮮烈な映像演出とAdoさんの圧倒的な歌声がリンクし、全身で音を浴びる臨場感はまさに圧巻の一言です。

「劇中で何曲も歌う」と聞くと「ミュージカル映画みたいな感じなのかな?」と思いがちですが、本作は決してそういう路線ではありません。セリフを歌に乗せて進行するミュージカルというよりは、ストーリーの感情の高ぶりや展開に合わせて最高クオリティのアーティスト楽曲が爆音で挿入されるライブエンタメスタイル。そのため、ミュージカルが得意でない方でもスッと作品の世界観に没入できます。

ポップな世界観の裏にある「かなり重いストーリー」

ウタのポップで華やかなビジュアルやキャッチーな楽曲とは裏腹に、描かれているストーリー自体は想像以上に重く、切ない展開になっています。

ウタが抱えてしまった孤独、自分の犯した罪への絶望、そして理想の「新時代」を作るために自らの命すら投げ打つ覚悟――。

単なる「麦わらの一味 VS 悪役」という勧善懲悪のバトルアニメではなく、ウタという一人の少女の生き様と、彼女を救いたいルフィやシャンクスたちの複雑な想いが交錯する展開は非常に見ごたえがあり、観終わったあとにズシリと心に響く重厚さがありました。

ついにベールを脱いだ!赤髪海賊団の凄まじい強さ

そして、往年のワンピファンとして絶対に外せないのが赤髪海賊団の戦闘シーンです!

これまで原作でもあまり描かれてこなかったシャンクス率いる赤髪海賊団の幹部たちが、ついにスクリーンで本格的な戦闘を披露してくれます。幹部たちの個性豊かな戦い方はもちろん、シャンクスの圧倒的な強さと覇気、そして「シャンクスとルフィの時空を超えたコンビネーション」は鳥肌モノでした。

彼らの圧倒的な強さの片鱗を垣間見ることができただけでも、この映画を観る価値が間違いなくあると感じさせてくれます。

小ネタ

監督・谷口悟朗氏とワンピースの意外な縁

谷口悟朗監督は、実はTVアニメ放送前の1998年にイベント上映された『ONE PIECE 倒せ!海賊ギャンザック』でも監督を務めていました。約24年ぶりに『ONE PIECE』作品の監督へ帰還したという、ファン胸熱の経歴を持っています。

サウザンド・サニー号がまさかの姿に!?

ウタの能力の影響で、麦わらの一味の海賊船「サウザンド・サニー号」が「サニーくん」という愛らしいマスコットキャラクターに変身します。超キュートなサニーくんの動く姿は必見です!

ゲスト声優の豪華なラインナップ

物語を盛り上げる「クラゲ海賊団」のメンバーとして、俳優の山田裕貴さんやお笑いコンビ・霜降り明星(粗品さん・せいやさん)が声優出演しています。どこで声が流れるか探しながら観るのも楽しみの一つです。

考察

『ONE PIECE FILM RED』を鑑賞した多くのファンが直面する最大の疑問、それが「世界の歌姫・ウタは死亡したのか?」という点です。

作中では明確に「ウタが息を引き取った」という直接的なセリフや遺体の描写はありません。しかし、映画の演出や原作漫画での描写を丁寧に拾い集めると、「ウタは命を落とした(死亡した)」と考えるのが最も自然で筋が通るという結論に至ります。

ここでは、ウタ死亡説を裏付ける4つの決定的な根拠と、ネット上で交わされている考察を整理して解説します。

理由①:死に至る劇薬「ネズキノコ」の摂取と薬の拒否

ウタはライブを成功させ、人々を「ウタワールド(仮想空間)」に留め続けるために、食べると眠れなくなる毒キノコ「ネズキノコ」を過剰に摂取していました。

このネズキノコは、「眠れなくなると同時に正気を失い、最終的には死に至る」という極めて危険な劇薬です。

物語の終盤、赤髪海賊団の船医・ホンゴウから解毒薬(解毒剤)を手渡されたウタですが、彼女はその解毒薬を自ら拒否・破棄し、最後の歌「世界の続き」「風のゆくえ」を歌う道を選びました。解毒薬を飲まずに体力を限界まで絞り出して歌いきった以上、ネズキノコの毒性と衰弱によって命を落としたと見るのが必然です。

理由②:ラストシーン(出航時)に漂う明確な「追悼」の空気

映画のクライマックス、エレジアを離れる赤髪海賊団の船(レッド・フォース号)の甲板にて、シャンクスたちが「あるもの」を取り囲んで無言で佇むシーンがあります。

画面上では布がかけられた棺(ひつぎ)のようなものが画面に映し出され、ルフィもまた、悲しげな表情で遠くからその船を見つめていました。この一連のカットには、仲間や愛する者を失った時の特有の「追悼」の空気が明確に描かれています。

もし一命を取り留めて回復に向かっている状態であれば、あのような重苦しく哀愁の漂う演出にする必要はありません。

理由③:原作(ワノ国編ラスト)でのシャンクスの回想とウタのシルエット

ウタの生死を考察する上で最大の決定打となっているのが、原作漫画第1055話(ワノ国編終盤)での描写です。

ワノ国に襲来した海軍大将「緑牛(アラマキ)」に対し、遥か海上から強大な覇王色の覇気を放って牽制したシャンクス。その際、シャンクスは緑牛に向かって「そんなに怖いか?『新時代』が!!」と言い放ちます。

このシーンでシャンクスの脳裏に浮かんだ「次世代の象徴たち」の中に、モモの助や日和、ルフィたちと並んでウタのシルエットが登場しました。

尾田栄一郎先生のコメントと意図

本来、劇場版のオリジナルキャラクターが原作本編のストーリーに直接関与して描かれるケースは極めて稀です。しかし尾田先生は副音声やインタビュー等で、「(時系列的に)ここでウタを出さない方が不自然だから描いた」といった趣旨の言及をされています。

シャンクスが「新時代」を創ろうとして散っていった我が子(ウタ)の面影を思い出し、その遺志を踏みにじろうとする海軍大将に怒りを爆発させた――そう読み解くことで、あの覇気の凄まじさと「新時代」という言葉の重みが完璧に繋がります。

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作品をより楽しむために

ウタ・ルフィ・シャンクスの関係性

ウタは四皇・シャンクスの娘であり、幼少期にルフィとフーシャ村で一緒に過ごした「幼馴染」です。ルフィとウタが交わした昔の約束や絆が、映画のストーリーにおける重要な軸となっています。

ウタの能力「ウタウタの実」

ウタは超人系(パラミシア)悪魔の実「ウタウタの実」の能力者です。彼女の歌声を聴いた人間の意識を、自分の思い通りになる仮想空間「ウタワールド」へと引き込む力を持っています。

「音楽映画」としてのポップな疾走感

今作は劇中に計7曲もの楽曲が登場します。Adoさんの歌唱力と、中田ヤスタカ氏をはじめMrs. GREEN APPLE、Vaundy、Peaky P-key(FAKE TYPE.)など豪華クリエイター陣が手がけた楽曲が次々と流れるため、「ライブ映像作品」を観る感覚で楽しむのがおすすめです。

1新時代中田ヤスタカ本作の主題歌。映画のオープニングを華やかに飾る代表曲。
2私は最強Mrs. GREEN APPLEエネルギッシュで力強い王道ポップチューン。
3逆光Vaundyロック調の力強いトラックと感情的なリリックが印象的な楽曲。
4ウタカタララバイFAKE TYPE.高速ラップと独特のグルーヴが交差する個性的でトリッキーな一曲。
5Tot Musica澤野弘之劇中の緊迫したクライマックスを象徴する、重厚でダークな壮大曲。
6世界の続き折坂悠太繊細で温かみのあるバラードナンバー。
7風のゆくえ秦 基博ストーリーの余韻を包み込む、エモーショナルで温かいバラード。
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主な配信サイト

Amazon Prime Video見放題30日間配信開始当時から独占見放題を行っていた定番サービス。手軽に観たい方におすすめ。
U-NEXT見放題31日間30万本以上の見放題作品に加え、原作マンガや関連書籍もアプリ内で楽しめる。
Netflix見放題なしTVアニメシリーズや実写版『ONE PIECE』と合わせて一気に楽しみたい方向け。
Hulu見放題なしTVアニメの『ONE PIECE』過去エピソードも豊富にラインナップ。

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